京都の食事処
京都の魅力の一つは、本格的な京料理を楽しめる食事処だろう。日本屈指の観光名所が立ち並ぶ京都は、観光客が毎月沢山訪れるので、自然と食事処も増えるという事である。特にこの京都という土地は、京料理や甘味が有名なので、そういった料亭や甘味処が客足を伸ばしているようだ。
京都では、特に紅葉シーズンになると、年配の方の観光客が急増する。寺院とその周りの紅葉を見にくる人たちで、街中はごった返しになる。その年配の観光客が食事処として選ぶのは、やはり京都を代表する京料理を置いている店だろう。紅葉を見学して目の保養が終わったら、今度は舌を満たそう、というわけである。
菊乃井
京都の食事処で、京料理を扱っている有名な料亭が多数存在している。その中でも特に人気が高いのが「菊乃井」という店である。東山区祇園にある菊乃井本店は非常に歴史が長く、伝統のある料亭である。
菊乃井は、老舗という事で安心感が違うのか、リピーターが多いのが特徴である。味もさることながら、ロケーションも抜群で、賑やかさとは無縁の閑静な環境で食事できるのも、年配の方に向いていると言える。
菊乃井は料亭なので料金は高めで、昼食でも4000円以上になる。もちろん、この価格設定で十分満足できるからこそ、菊乃井は老舗として多くの客に愛されているのだろう。
京極かねよ
観光客がどの料理店を選ぶという基準は、もちろん味や料金、あるいは駐車場の有無などの立地条件が重要であるが、その料理店でしか食べられない名物メニューも選択基準の一つとなる。他にいくらでもあるメニューより、この店ならでは!という料理があれば、やはり底に足を運びたくなるのが人情というもの。当然、そういったメニューあり、更にそれが人気の高いという店となると、連日店内は活気に満ち溢れる事だろう。得に京都の場合は、紅葉シーズンに観光客が押し寄せるので、そういった店は大人気となる。
中京区の六角通新京極東入松ケ枝町に店を構えている「京極かねよ」の名物メニューは「きんし丼」である。きんし丼、極上のうなぎを使ったうな丼に、フワフワの卵を乗せた丼である。京極かねよで使われるウナギは、養殖ものとは違い、泥臭さは皆無で弾力性に富んだ引き締まった身をしているので、ウナギ本来の旨みと歯ごたえをしっかり味わえる。
しかし、中にはウナギの濃い味が苦手、という人もいるはず。そのような人の為に、卵とじがなされているのである。卵は濃厚なうなぎの味をうまく調和し、やわらかくしてくれる効果がある。この「きんし丼」はまさにその効果を最大限発揮した丼と言えるだろう。
mumokuteki cafe & foods
京都に観光に訪れた際、様々な寺院を見て回る人がほとんどではないだろうか。特に紅葉の季節になると、各参道は紅葉の美しい風景で染まっている。時間を忘れて散策に没頭する事だろう。しかし、紅葉に目を奪われている間は良いが、一通り観光を終えると一気に疲れが出てくるというのが旅行の常。
特に、お年を召した方は歩くのも億劫なくらいに疲労が溜まる事だろう。そのような疲れた体だと、食事も喉を通らない、食欲が湧かない、ということになってしまいかねない。せっかくの観光旅行でそのような状態になるのは、少しもったいない。
疲れた時にお勧めの食事処は、中京区にある「mumokuteki cafe & foods」という、カフェとレストランが一体化した店である。mumokuteki cafe & foodsの最大の特徴は、コンセプトが「癒し」である事。その癒しは店内の植物にも現れていて、入った瞬間ハーブの香りが漂い、頭の中がリラックスされていく。
mumokuteki cafe & foodsは、メニューの方も癒し中心で、動物性のお肉や添加物、あるいは砂糖や卵、牛乳といった味の濃いものは一切使わず、低農薬、無農薬の野菜を中心にさっぱりしていて食べやすいメニューが並んでいる。デザートやドリンクもヘルシーメニューで、体に良い野菜ジュース、リラックス作用の強いハーブティーなどもしっかり置かれている。
mumokuteki cafe & foodsは女性にかなり人気があり、京都を訪れた観光客の中の女性は皆ここを訪れているのでは、というくらいの有名店である。